タイトルにある通り今日は「完璧主義者は苦労する」というお話になります。
一定数の方はあらゆる物事を完璧にしたいとお思いでしょうが、ぶっちゃけ人生において完璧主義を貫いていたら損します。というかBEBEは損した過去があります。
なので今回の記事では完璧主義で起きるメリット・デメリット、そしてブロガー初心者ならブログ運営はもっとラフな気持ちでやろうよ、という内容になります。
普段の記事よりちょいと長いので、結論だけ知りたい方はまとめまで飛んじゃってください!
完璧主義は大きな機会損失をしている
実を言うと僕も昔はどちらかというと完璧主義寄りに近いモノの考え方をしていましたが、あの頃を思い出すと「なんて色々勿体ない事をしたのか!」と後悔した点もただあります。
・物事を確実なモノにするまで取り組み続ける事
・世間の目に耐えうるモノを自分が認めるまで世に出さない
・周りが満足でも自分が満足してなければソレを認めようとしない
このイメージを元に話を進めさせて頂きますが、まぁ完璧主義の人達っていうのは自分を許せない人が多いんですよね。
『2001年宇宙の旅』を撮った今は亡き映画監督の巨匠であるスタンリー・キューブリックは重度な完璧主義の持ち主で有名ですが、役者に納得のいくシーンを演じさせるまで何度もテイクを繰り返したそうです。
そのおかげなのか分かりませんが、彼の映画作品には傑作が多いです。
勿論元々のセンスがあるおかげなので、ごく一部の人限定になりますが、テイクを何回も繰り返される役者さん達は溜まったものじゃありません。
恐らくですがあなたの完璧主義者のイメージは職人や芸術家に多い印象だと思いますが、かくいう僕も完璧主義はアート系の持ち主に宿っている特性なのかなぁと思う事もあるので、あながち間違いでも無いかもしれません。
この章の議題である「完璧主義は大きな機会損失をしている」について言うならば″物事を完璧に進めようとすれば歩みが遅くなる″をテーマとして忙しい現代において完璧主義を貫いたら出遅れるのではないか?と思うのです。
完璧主義は自己満
しかしBEBEが言いたいのは「完璧主義を貫くなら周りに迷惑をかけるな」という事です。
どういう事かというと、人間は社会に生きていると、どうしたって他人の力が必要になる場面が来るのですが、その時にある程度のレスポンスや納期が求められる事があります。
勿論スピードを求められていない仕事をしている方も中には居るでしょうから、一概にコレ!とは言い切れませんが、完璧主義を持っている方はなんとなくレスポンスや納期に対しての考え方が少しズレてるんじゃないかなと思うのですよ。
ハッキリと言ってしまえば完璧主義って所詮主観に過ぎないのであなたの尺度が他人の尺度と同じな訳無いよね、という事なのです。
結局何かを作るにせよ何にせよ完璧主義が招く弊害は遅延と思い込みなのです。
しかも完璧主義者は自分こそが正しい!という考え方が根強いので、中々自分の意見を曲げようとしません。
自分の意見を曲げなければ何が間違っているかも分かってないので、人の話を聞く耳も持たないです。
あなた一人の狭い視野で物事を完璧にしようったって知識が無ければ出来上がるモノはお粗末ですし、経験が無ければ完成までどんどん遅れます。
他の人はもうOKを出してるのに更に頑張っちゃうんですよね…OKを出されてるならさっさと次の作業に取り組んだ方が効率的なのに笑
ちなみにブログ運営でいうなら一人で全てを完結している方が多いので記事の完成度にOKを出すのは自分自身になります。
なので例え他人に迷惑をかけていない!と言い張る人でも完璧主義であり続ける限りはOKを出さない限り(自分を許さない限り)結局自分で自分の首を絞める事になるのです。
完璧主義は取り扱い危険
自分で、すぐ自分を許せる人間は、
大した仕事をやらない。
彼を知っている方なら分かると思うのですが、駿ってめちゃくちゃストイックなんですよ。
ジブリ作品を観た事あれば納得してくれると思うのですが、作画が細やかだしキャラクターはぬるぬる動くしカメラワークは頭一つ抜きん出てます。
この完成度って駿のおかげなんです。
ジブリのスタジオ風景を動画で見て思ったのですが、やはりストイックな人間の周りにはストイックの人が集まるんですよね。
駿によって生み出された空気感がそもそも異質なんで、周りのアニメーターもその空気に引っ張られて傑作を生み出せる環境になっているのがスタジオジブリという訳なのですが、ここで忘れちゃいけないのが、彼はそもそも普通ではないんです。
普通じゃない人間が普通じゃない環境を生み出している事で普通じゃない作品を造る事が出来るんです。
間違っても彼の真似をしちゃいけません、何故なら彼は天才だから。
凡人がいくら頑張ってもジブリ作品のようなものを作れるはずがありませんから。
上記に引用したあの言葉はあくまでも彼の尺度から考え出した答えですから、あの言葉に感銘を受けて「よし!自分を簡単に許さない人間になろう!」となった日には鬱になって動けなくなるのがオチです。
と、ここまで自信を持って完璧主義を否定しているBEBEですが、こんな僕でも芸術活動をしているので先程の言葉には一理あると思います。
しかし、ブロガーとして読者に対して有益な記事を毎日発信すると心がけてる立場から言わせてもらうと完璧主義はNOと言わざるを得ないです。
先程も書きましたが遅延と思い込みによって起きる弊害は、ブログ運営において時間のロスになります。
遅延は勿論完璧主義から来る完成度に対する満足度なので、いつまで経っても細部にこだわり続けて記事を更新しない、そして思い込みは自分のブログが正しいんだ!という傲慢な気持ちです。
毎日更新する事で周囲から認知されてやっとブログを読んでくれるのに、運営者が完璧主義という特性を持っているせいで更新が遅れなんなら不定期になるので、ユーザーの認知度が低くなります。
そんなブログ、読もうと思わないですよね。
しかもやっと更新された記事の出来が悪ければ「時間かける意味無くね?」となりますしね。
まとめ
・完璧主義は自分の時間を無駄にしている
・完璧主義は自分の尺度でしか決められない
・完璧主義は自分の首を絞めている
以上、3つでした!
繰り返しになりますが、あくまで僕の考えなので真に受けないように笑